アスリートサポートプロジェクト

「アスリートサポートプロジェクト」では、競技でのウィークポイントの確認、動作時のイメージの確認、フィジカルおよびメンタルの確認を行い、そこで得た情報を基にメニューを作成します。場合によっては、体幹強化の施術を行ったり、フォーム解析から正しいフォームを作ったり、練習や試合時のメンタルの持ち方を教えることもあります。

通院頻度については、サポートの内容にもよりますが、定期的に通院していただき、その都度フィジカルチェックやケアを行い、成果と課題を話し合い、定めた目標に近づけていきます。

目標となる大会から逆算して、更なるフィジカルのパフォーマンスアップを行い、メンタルのケアの必要性も合わせて確認し、必要であると判断した場合にはセロトニン分泌量の調整施術も行います。

大会当日の同伴を希望される場合は、一緒に現地入りしフィジカルとメンタルのサポートも行います。

2019年1月下旬、JOCジュニアオリンピック大会の200mバタフライに出場することを目標にした中学生が訪ねてきました。

診察してみると両肩関節、両大腿部（裏）、腰部を痛めており、満足に練習することができない状態でした。

目標とする大会は2019年3月27日に開催されるのですが、その約1ヵ月前の2月24日のレースで大会標準記録2’09″86を切る必要がありました。

この時の彼の自己ベストタイムは2’11″08。スイミングスクールでコーチについて指導を受けている選手があと1.22秒も縮めることは並大抵のことではないとわかっていましたが、彼の熱意を受けてサポートを行うことにしました。

先ず最初にとりかかったのは痛めている部位への施術です。具体的には物理療法、手技療法、脊椎矯正、運動療法などで患部の施術と全身のバランスを整えていきました。

物理療法：・両肩関節部・両大腿部・腰部
手技療法：・両肩関節部・両大腿部・腰部
カイロプラクティック：・脊椎矯正
運動療法：・肩関節周り・腰部・下肢

次に行ったのは競技種目であるバタフライのフォーム矯正でした。

今までのフォームでは両肩関節部、両大腿部、腰部に大きな負荷がかかってしまうため、動学解析とそれに基づく指導でフォーム矯正を行った結果、患部の負荷も軽減し、痛みを消失させることができました。
また、フォーム矯正をしたことでタイムも良くなりはじめ、JOCジュニアオリンピック大会標準記録を目指せる段階まで辿り着きました。

フォーム分析および矯正指導：
・飛び込みのフォーム指導
・息継ぎフォームおよびそのタイミング指導
・上肢の動かし方の指導
・肩甲骨の使い方指導
・胸郭部の広げ方の指導

次に行った施術が身体能力を最大限に引き出すためのアクシスメソッドでした。

アクシスメソッドにより体幹を強化してからは、ハードな練習メニューもこなせるようになり、フィジカル面はほぼ万全な状態になりました。

身体能力向上：・アクシスメソッド

最後にカウンセリングとセロトニン活性療法、メンタル系アクシスメソッドを用いてメンタルを整え、2月24日のレースを迎えました。

カウンセリング：・練習とレース前、レース中の気持ちの持ち方、日常生活で気を付けるべきこと
メンタル向上：・セロトニン活性療法・メンタル系アクシスメソッド

結果、レースでのタイムは2’07″50。なんと自己ベストを3.58秒も上回る高記録でJOCジュニアオリンピックの大会標準記録を余裕をもって突破することができました。

「アスリートサポートプロジェクト」はチームや団体に対しても提供が可能です。ヒアリングの上サポート内容 をご提案させていただきますので、まずはお問い合わせください。

フィジカルケアメインやメンタルケアメインなど状況に応じたご対応も可能です。詳しくは下記をご参照ください。尚、これらも保険外診療となりますのでご了承をお願いいたします。