スポーツ障害
<患者さんエピソード 1>
野球選手の肩や肘は、炎症や痛みをとるだけの治療では同じ故障を繰り返すことが多いです。
以前、少年野球でピッチャーをしている少年が野球肘で来院しました。
この少年は整形外科と近所の整骨院に通院していましたが、症状の改善がみられないため当院を受診しました。
初検で肘の視診、触診と投球フォームをチェックしたところ、解剖学的に前腕が上腕に対して外側にずれていました。

このままだと大人になって腕の変形や肘の関節可動域制限が進み、日常生活に支障をきたす可能性がありました。施術では肘関節の矯正を中心に行った結果、患側の肘の変形はほぼ治りシャドーピッチングをしても肘の痛みは消失しました。
その後は競技への復帰のために、投球フォームを肩、肘両方のバランスのとれた投球フォームに修正することで球のスピード、回転、コントロールを向上させることができました。
<患者さんエピソード 2>
マラソン選手に多い故障は、膝、股関節、足の故障ですが、殆どの選手は練習量と走り方に原因があります。
以前、歩くだけで右足首に激痛が出るというランナーの患者様が来院しました。
初検で右足首と腰、臀部、股関節辺りの徒手検査を行い、ランニングフォームをチェックすると、地面を蹴る際に右脚の蹴りが強く、重心が右足より前へ移動しても右足を地面から離そうとしないフォーム、つまり、右足首に体重を乗せすぎて足関節を過剰に背屈させていた為、距腿関節にずれが生じたことが原因でした。
施術では右足首の炎症に対する処置と、距骨と下腿骨との関節面を矯正することで痛みは劇的に軽減していきました。
また、フォームに関しては、右足の地面に対する着地時間を短縮させ、後方への蹴り上げよりも前方への足の運びを意識させることで痛みが出ないようになりました。
鎌倉通り接骨院への事前相談
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